エニカ以外にも、カーシェアサービスはあります。

ドコモの運営するDカーシェアや、カフォレなどですが、それらも副業に使うべきなのかどうか、気になりますよね。

今回は、”オーナー目線”で、各サービスの使用感や評価をまとめました。

Dカーシェアについて

まず、ひとつ残念なお知らせです。

ドコモのDカーシェア内には、マイカーシェアというエニカを完全にパクったサービスがあります。

パクった云々は置いといて、サービス内容が同じならマイカーシェアでも副業可能と思い、試してみました。

しかし、ここで思わぬ誤算が。

なんと、会員情報の登録が進まない不具合が発生し、どうしようもない状況となってしまいました。

仕方ないので、ドコモのDカーシェア(マイカーシェア)は【 論外 】とします。

思い返せば1年半前にエニカを開始した時も、同時にマイカーシェアをはじめようと思ったんでした。

そしてその時もバグって使えず、諦めた経緯がありました。

1年以上経っているのに改善されていないようですね。

ちなみに、Dカーシェアアプリのレビューを覗いてみたところ、こんな感じでした。

ドコモのdカーシェアの評判

マイカーシェアのアプリの評価

ヒドイですね。

というわけで、ドコモのDカーシェアは除外し、エニカ(Anyca)とカフォレ(Cafore)を比較します。

評価一覧

重点だけ、表にしてみました。
各項目について、次の章で詳しく見ていきます。

 使いやすさ利用者数オーナー負担金説明会や撮影会マーケティングスキルの向上
エニカユーザーにとって使いやすく、安心感があるドライバー:17万人以上
毎日、80台以上シェアされている
手数料(シェア利益の10%)毎週あるイベントやコミュニティを通して、向上が見込める
カフォレありえないレベルで使いづらい
スマホ対応無し
不明。
レビュー数と頻度を見る限り、とても少ない
手数料(シェア利益の10%)
レンダー補償(毎月1080円以上)
振込手数料
なしそもそもイベント等が無く、望み薄

使いやすさ

エニカは直感的でわかりやすく、ユーザーの気にするポイントを一目で確認できます。

特に、クルマの詳しい解説と、お互いの人柄はみんなが確認しておきたいポイントですが、これらの情報に苦も無く到達できるのはユーザーにとって素晴らしいUIといえます。

その点で、エニカはとても”使いやすい”と評価できます。

逆に、カフォレの使いづらさは近年稀にみるレベルでひどいです。

2019年にもなって、スマホ対応してないのは怠慢以外の何物でもありません。

2019年現在、WEBサイト閲覧に使用するデバイスは、8割以上がスマホですからね。

私は社内システムやWEB制作に密接に関連する仕事をしているので、より、この時代遅れ・ユーザー軽視の体制には驚きを隠せません。

また、PCで接続しても、欲しい情報にたどり着けないフラストレーションが溜まります。

以下はドライバーとオーナー双方で使ってみた時の感想です。

・マップが正しく表示されない
・クルマの画像が小さく、情報も少ない
・クルマの画像なし、年式が和暦/西暦どっちかわからない入力ができるシステム
・レビューがどこにあるか、かなり探さないとわからない
・クルマの検索が面倒くさい
事前にキズの有無を確認するシステムではないので、トラブルになりやすい

利用者数

エニカの利用者数は、ドライバーが17万人以上、クルマが6000台以上、累計シェア日数は8万日以上、だそうです。
参照:データで見る個人間カーシェアサービス「エニカ」

また、計算してみると、サービス開始から3周年で8万日シェアされているので、単純計算、毎日80台シェアされている計算です。

サービス開始直後は利用者・シェア回数ともに少なかったことを考えると、現在は一日平均100台くらいはシェアされているかもしれません。

カフォレについては、頑張って色々探したのですが、利用者数やシェア回数に関する情報は見つかりませんでした。

どうも、カフォレの運営が、”あまり誇れる数字じゃないからあえて公表していない”感じです。

ただ、登録台数に関しては、2017年時点で、1400台だったようです。

ここまで調べた感じ、カフォレは正直、「うーん・・・。」って感じですね。

エニカとカフォレの総合評価

・エニカについて

今のところ、個人間カーシェアサービスのトップランナーです。

ユーザーの利便性を第一に考えたプラットフォーム(アプリ)です。

また、オーナーのための説明会やクルマの撮影会など、相当な熱量でこの事業に取り組んでいるのがわかりますし、将来性も感じます。

上記で書いた通り、ユーザー数も多いですし、実際私も毎月4万円前後稼げているので、楽に稼ぎたいならエニカでカーシェアを始めるべきだと強く思います。

・カフォレについて

はっきり言って、ドライバーとしても、オーナーとしても、今後使いたくないですね。

ドライバーとしては、サイトの利便性が著しく低く、そのせいで自分でオーナーに確認したり、自衛しないといけないことが多すぎる点がマイナスです。

そもそも、ほとんどの利用者は、サイトを開いた瞬間に「スマホ対応じゃないの? 見づらすぎ」とブラウザバックしてしまいます。

オーナーにとっては、キズ関連のリスクが高いのがネックです。

事前の相互チェック体制が整っていませんし、運営母体が弱いです。

カフォレを運営している株式会社trunkはとても小さな会社で、カフォレ以外の事業も振るっていません。

エニカを運営する一部上場企業のDeNAとは比べるべくもありません。

サポート体制やサービスの継続性を考えた時に、マイナス評価は必至です。

あと、シェアの有無にかかわらず、毎月、1080円以上の補償料が必要というのが納得できません。

借りる人は少ないのに、毎月こんな固定費を払っていたら、副業で稼ぐどころかむしろ赤字になりそうです。

そういうわけで、カフォレにわざわざ登録して画像と紹介文用意する価値があるかというと、私は【 登録する価値無し 】だと思います。

カーシェアで稼ぐなら、エニカ一択ですね。

エニカへの登録がまだの方は、こちらの、登録方法とお得な招待コードについての記事をどうぞ。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。